2011年10月27日木曜日
Mortal Tedium
カフカ全集(新しい方)というのがあって、これはその文庫版らしい。
廉価版いいなぁ、ほしいなぁと思ったものの、正直、この人の翻訳はどうしてもいいとは思えない。
原文を昔にドイツ語で読んだんだけど、全然憶えてない。ただ、この人の翻訳の方が原文に近い気はする、味も素っ気もない。
自分は十代の頃からカフカにはまっていて、なぜか、というと、作品はもちろんすごいんだけど、いま思うには、人間的な共感が大きい。
『父への手紙』(作品ではない)が入ってるんですよ、この巻には。
ぐだぐだうだうだとした自己分析、幼児期の環境の分析、心理学的うんぬん、要するに、自意識過剰。
カフカ、ベケットと経て、別に卒業したわけじゃないが、ここ数年はまっているのが、ボルヘス。
衒学的なのは自分には読みにくいが・・・
当たり外れが多いように感じていて、一番いいのは、『伝奇集』というの。
これは、詩について、文学について。
基本的に正しいことを言っているように思える。
ただ、自分にはいまだに詩というのがよくわからない。
他には、ベケットをたくさん再読していたくらい。
「なんてたいくつなんだ」
"Mortal Tedium"(死ぬほどのたいくつ)
というのがお気に入り。
最近はもう読みたいものが全然ない。
***
最近は英語に復帰して・・・
そして、人にPCを教えていて痛感するのは、日本語うざすぎ。
半角とか全角とか変換とか、そんなのいらないよ。
ロマンス語系じゃないってだけで相当損してるよ。
そして、日本語で話すのすらもううんざりで、高文脈だとか敬語だとか・・・
思考を英語にしてはいるけども、はっきり言って、慣れこそするものの、上達はしない、と、思われる。
ただ、ずーっと、ずーっと、ずーっと、誰かが英語で喋っているのを聞いていると、こういうノリで話すんだ、みたいなのは入ってくる。
その人そっくりになってしまうから、若者表現とか、英国発音とか、うつっちゃうけど。
なにがどうってわけでもないんですけどね、今日はちょっと気分がよかった。
たまにはね。
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